五臓② 脾(ひ)と肺(はい)
いらっしゃい。
今日も「五臓」について勉強したいと思います。
今回は脾(ひ)と肺(はい)について。
■脾(ひ)
消化器系を表し、必要なものを吸収し、不要なものを排出するという「しっかり流す」働きがあります。
<脾に不調が出たときの特徴>
①食べても太れない(うらやましいけど)
②下痢をしやすい
③むくみやすい
④あざができやすい
⑤不正出血しやすい
また、精神的なことでいうと、くよくよ悩みやすい人は脾の弱ってる可能性があります。
これから話していきますが、「湿」(湿度)に弱いのがこの「脾」。
日本は湿度が高いことが多いため、胃腸が弱い人が多いのもそういう理由もあるようです。
■肺(はい)
全身に栄養と潤い、酸素を運搬するのが役割の臓器です。
<肺に不調が出た時の特徴>
①免疫力が低下⇒すぐ風邪をひく
②皮膚やのどの乾燥
精神面では愚痴っぽい、涙がぽろぽろとでて泣き虫などの症状が出てきます。